withコロナ時代の小規模事業者向けのコワーキングスペースの始め方

コロナにより、テレワーク、在宅ワークという言葉が当たり前に使われるようになりましたね。
家で仕事しようにも家庭状況や物理的広さ等により、作業環境を整えることができない人も多くいる印象があります。
そんなとき作業環境の選択肢として、コワーキングスペースがあります。
コロナ後、チャンスとばかりに様々な業界の企業がコワーキング、シェアオフィス事業に参入しています。
コワーキングスペース事業でこれから起業を考えている方もいるのではないでしょうか。
今回そんなコワーキングスペース事業で起業を考えている方に対して、オススメの立ち上げ方をご紹介いたします。
スモールスタートとは
ビジネスを立ち上げるにあたり、まず、小さく始める、スモールスタートの考えで進めていくことをオススメしています。
あえて小さく始めことからです。
なぜ小さく始めることが大事かというと、
- リスク(お金、時間)を回避できる
- ピボットが容易
- ニーズの検証ができる
など挙げられます。
よくある失敗として、地域にタピオカ屋がないから始めれば儲かるぞ!といって、ニーズの検証をろくにせずに立ち上げしまい、全くお客さんが来店せず、失敗してしまうケースがあります。
その事業がない理由はないなりの理由があるわけなのです。
スモールスタートは事業ニーズを検証し、リスクヘッジする進め方であり、このような失敗を回避できる可能性が上がるわけです。
それでは、コワーキングスペース事業を立ち上げる際のスモールスタートとはなんでしょうか?
コワーキングスペース事業のスモールスタートとは
すぐに思い浮かぶこととしては、大きく2つあるかと思います。
- ユーザーインタビューをしてみる
- 小さな物件から始めてみる
ユーザーインタビューをしてみる
地域に住んでいる人たちの声を聞くためにアンケート、インタビューをしてみる。
在宅ワークしているか?
在宅ワークの課題はあるか?
地域にコワーキングスペースができたら利用するか?
など。
気をつけないといけないのが、コワーキングスペースが地域にあると嬉しいですか?という質問はしないことです。
あるかないかだとあればいいよね!っていう答えになる傾向が高いからです。
自分にとってなくても不都合はなくてもあれば良いよねという考えになるのは当然ですよね。
どれだけ在宅ワークに課題があるのか、課題の大きさを確認するのが重要です。
(起業、副業、地域の繋がりなどのニーズはここでは割愛させていただきます)
小さな物件から始めてみる
ニーズがありそうだと思ったら、場所を構えてみる。
いきなり30坪、40坪から始めるのではなく、まずは10坪から始めてみる。
場所があることで、実際にその地域たちは来てくれるのか、ニーズがあるのか検証することができます。
YourOffice、共創カフェの本部の(株)meetranceもコワーキングスペースを始める前に自社のオフィスを貸し出していました。
当時の様子。

人が集まらなくても自社オフィスの余った席を貸し出しているという考えであればリスクはありませんよね。
これまでは上記2点を意識して始めてみることをおすすめしていましたが、実はより事業の解像度を上げ、事業にブーストをかけることができる進め方があります。
コワーキングスペースは、コミュニティ運営から始めてみよう
それは、場所を持つのではなく、コミュニティを持つ考えです。
コワーキングスペースの本来の価値は、単なる場所ではなく、地域のつながり、ビジネスの横のつながりができることだと思っています。
これは実際に作業できる場所がなくてもできることです。
コワーキングスペースだから、場所は必須!と考えがちですが、果たしてスモールスタートの段階で場所は本当に必須なのか?
共創カフェではまずはコワーキングコミュニティという視点でコワーキングスペースつくりをサポートしています。
詳細を聞きたい方は、お問い合わせから。
現在、立川でコワーキングスペースを立ち上げるために、共創カフェ立川のパートナーの方とコワーキングコミュニティ運営を進めています。
ぜひ、コワーキングスペースを立ち上げたい、地域を盛り上げたい、地域でチャレンジしている人を応援したい方は、スモールスタートができる、共創カフェのエリアパートナーから始めてみませんか?
お問い合わせはこちらから。
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